マガジンのカバー画像

ENGINEER TECH BLOG

105
ウイングアーク1stのエンジニアによるテックブログです。 アーキテクトを担うITエンジニアメンバー(社員)が、かわるがわる「ものづくり」のナレッジやそのソース、TechのHow…
運営しているクリエイター

#Golang

2024年、ウイングアークエンジニアによるテックブログは続きます。

2024年、ウイングアークエンジニアによるテックブログは続きます。

皆様こんにちは!! ウイングアーク1stで、CTOに就任している島澤 です。2022年の夏からスタートしたテックブログも約2年、60以上のテック関連記事をnoteで公開できました。

昨年の出来事といえば、そんなテックブログを発信しているクリエイターのアーキテクトメンバーが集うイノベーションラボを、東京の秋葉原に2023年12月に開設しました。

ラボにはこのテックブログで執筆しているメンバーも常

もっとみる
bpftraceによるGoアプリケーションのトレース

bpftraceによるGoアプリケーションのトレース


はじめにシステムの状態を的確に捉え、運用に必要なインサイトを継続的に得るための特性は「オブザーバビリティ」と呼ばれます。オブザーバビリティを実現することで、パフォーマンスのモニタリングやトラブルシューティングを効果的に行い、システムの信頼性を高めることができます。

この重要な特性を実現する上で、eBPFやbpftraceは強力なツールとなります。

本記事では、Goアプリケーションにおけるオブ

もっとみる
Try Go(Golang)字句解析プログラムを作ってみる(その1)

Try Go(Golang)字句解析プログラムを作ってみる(その1)

仕事でプログラミングコードを書く機会がなかなか無い今日この頃です。
機会がなければ欲しくなるのが人の世の常
毎年の、年末年始の行事として何かしら作るようにしています。

今回は、Go(Golang)で字句解析のプログラムを作成してみました。
目的は仕様書や設計書を作る必要の無いプログラミングを楽しむためとGo(Golang)を理解するためです。
技術的な要素や厳格性はありませんので手記として捉えて

もっとみる
ビット演算の話

ビット演算の話

10年近く前、圧縮したまま高速な検索ができるデータ構造(簡潔データ構造)が一部で流行しました。

私も業務で作ってみたのですが、処理を高速化するにあたって普段はあまり使わないようなビット演算の知識を仕入れたことを覚えています。

ビット演算の世界は奥が深く、コアな書籍が出ているお陰で手軽に(?)深淵をのぞくことが出来て面白いです。

コンパイラが優秀な現代において実用的かはさておき、少なくともパズ

もっとみる