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ENGINEER TECH BLOG

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ウイングアーク1stのエンジニアによるテックブログです。 アーキテクトを担うITエンジニアメンバー(社員)が、かわるがわる「ものづくり」のナレッジやそのソース、TechのHow…
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2024年、ウイングアークエンジニアによるテックブログは続きます。

2024年、ウイングアークエンジニアによるテックブログは続きます。

皆様こんにちは!! ウイングアーク1stで、CTOに就任している島澤 です。2022年の夏からスタートしたテックブログも約2年、60以上のテック関連記事をnoteで公開できました。

昨年の出来事といえば、そんなテックブログを発信しているクリエイターのアーキテクトメンバーが集うイノベーションラボを、東京の秋葉原に2023年12月に開設しました。

ラボにはこのテックブログで執筆しているメンバーも常

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Apache Commons VFS のすすめ (5)

Apache Commons VFS のすすめ (5)

はじめに今回は、独自のファイルシステムにアクセスする Commons VFS のプロバイダーの作成手順を紹介します。

Commons VFS を使用する場合、デフォルトではサポートしていないシステムにアクセスしたいときには、基本的に他の方が作成したプロバイダーを探して導入することが普通ですので、あまり役立たないかもしれません。

しかし、Commons VFS の内部処理を知ることで、どのように

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サードパーティSDKを使用したiOSアプリのプライバシーマニフェストの話

サードパーティSDKを使用したiOSアプリのプライバシーマニフェストの話

みなさん、こんにちは。ウイングアーク1stの いしま です。
2024-5-1から、iOSアプリのプライバシー要件が変わり、サードパーティSDKを使用している場合にプライバシーマニフェストが必要になりました。

私のチームでは、サードパーティSDKの Apache Cordova を使用して iOS・Androidのクロスプラットフォームのアプリを開発しております。このプライバシーマニフェストの対

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OpenAI*Fast API*Renderで社内業務を効率化しようとした話

OpenAI*Fast API*Renderで社内業務を効率化しようとした話

はじめにはじめまして。ウイングアークでプリセールスを担当している田代です。普段は当社のサービスをお客様に提案する際の、技術面の要件整理やサポートを行っています。
今回は、いつもの業務からちょっとだけ離れて、よくある(と思われる)社内オペレーションの課題に対して技術を使った解決策を模索した経験についてお話ししたいと思います。

社内課題たいていの会社の社内オペレーションに「見積作成」業務があると思い

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ローカルLLMでメモ検索試してみた

ローカルLLMでメモ検索試してみた

はじめに巷ではどこもかしもこ生成AIの話題で盛り上がってます。私の部署でもLLMを利用していきたいという話が上がりこれから準備を進めていく流れになってます。
私自身ChatGPTやGithub Copilotを軽く触った程度しかなく踏み込んだ使い方は全然わかっていないので、今回はLLMを用いて社内文章検索(PC内にある自分のメモファイル検索)をやってみようと思います。

目指すシチュエーションLL

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セキュリティ事故

セキュリティ事故

はじめに 今月私の誕生日を迎えた翌日、大手出版企業において、ランサムウェアの感染を含む、大規模なサイバー攻撃の被害があったとのニュースがありました。 詳細はここでは記載しませんが、影響範囲としては一部の社内システムと有名サービスを含む顧客向けのサービスが停止した大規模なものでした。 3日で障害を受けたサービスに置き換わる新バージョンをリリースした開発チームに称賛したいと思う反面、自社の複数のサービ

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D.E.BASEエントランスの自動ドア認証システムを見てみる

D.E.BASEエントランスの自動ドア認証システムを見てみる

はじめにはじめまして、ウイングアーク1stのぺいと申します。
今回はD.E.BASEのエントランスにある自動ドア認証システムを見てみたいと思います。
社内メンバーと協力して面白い仕組みを作成しましたが、発信の機会が中々なかったのでこの場をお借りして紹介させていただきます。

みなさんは、D.E.BASEをご存知でしょうか?
D.E.BASEは、エンジニアの育成と採用を目的とした、エンジニアのための

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生成AIの能力をどう評価するか? ~激化するLLM競争を正しく見極めるために~

生成AIの能力をどう評価するか? ~激化するLLM競争を正しく見極めるために~


はじめにはじめまして、ウイングアーク1stのこへもこと申します。
今回の記事では、大規模言語モデル(LLM: Large Language Models、以後LLM)の性能評価の裏側を紐解いていきたいと思います。

生成AI(Generative AI)、特にLLMの進化は目覚ましいものがあります。GPT-4o, Claude 3, Gemini 1.5, command R+など数々のモデルが

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Java21で正式リリースされた Virtual Threads に触れる

Java21で正式リリースされた Virtual Threads に触れる


はじめまして!ウイングアーク1stのとむです。
普段の業務ではJavaでWebアプリケーションの開発をしています。
初めての記事投稿ということで、最近Javaに正式追加された Virtual Threads について書きたいと思います。

Virtual Threads とはProject Loom として開発された、高スループットを実現できる軽量なスレッドの実装です。
詳しい背景などは JEP

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生成AIのWebAPI料金を比較してみた  ~OpenAI、Anthropic、Google、Cohereの料金体系とコンテキストサイズを解説~

生成AIのWebAPI料金を比較してみた ~OpenAI、Anthropic、Google、Cohereの料金体系とコンテキストサイズを解説~

はじめして。WingArc1stで働いているエンジニアの🗻🌸(ふじさくら)と申します。

近年、自然言語処理の分野で大きな注目を集めている生成AI(Generative AI)は、与えられたプロンプトに基づいて、文章、画像、音声などのコンテンツを生成することができます。特に、Large Language Model(LLM)と呼ばれる大規模な言語モデルは、その性能の高さから、様々な業界で活用が

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KEDAによるKubernetesのイベントドリブンなスケーリングの実践

KEDAによるKubernetesのイベントドリブンなスケーリングの実践


KEDAとはKEDA(Kubernetes Event-driven Autoscaling)はKubernetesで動作するイベントドリブンなスケーリングを実現するためのコンポーネントです。CPUやメモリ使用率だけでなく、外部サービスやミドルウェア、独自のAPIなどと連携することで、さまざまなイベントやメトリクスに基づいてKubernetesのワークロードをスケーリングします。

クラウドネイ

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暗号理論(3)

暗号理論(3)

はじめにこんにちは、No.5です。
今回も暗号についての記事となります。

暗号理論1回目は公開鍵暗号とRSA暗号、
暗号理論2回目は秘密分散法を紹介しましたが、
暗号理論3回目のAll-Or-Nothing Transformという暗号化方式を紹介します。

All-Or-Nothing TransformとはAll-Or-Nothing Transform(以下、AONT方式)とは、暗号に対す

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GS1 QRコードについて

GS1 QRコードについて

はじめに前回に引き続き、SVFに関連した話題を記載したいと思います。
SVFは各種バーコードを出力できますが、その中でもGS1規格に準拠したQRコードについて触れてみたいと思います。

GS1とはGS1は、流通に関する標準化を行う国際機関であり、自動認識技術の仕様などを定めてサプライチェーンの効率化を推進しています。世界110以上の国・地域が加盟しており、日本ではGS1 Japan(一般財団法人流

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invoiceAgent文書管理の10年の足跡

invoiceAgent文書管理の10年の足跡

ウイングアーク1st20周年みなさんこんにちは、はせちです。
先日invoiceAgent文書管理の開発初期の写真がないかと尋ねられました。
探してみましたが、なかなか見つからないものですね。
お酒が入った宴席でのふざけた写真は出てくるものの、
そもそも日々の開発中に写真をとる機会はほとんどなかったので
写真がないのは当然です。

ようやく集合写真的なものが一枚見つかりました。
そんな古い写真を見

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