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月曜朝一をなごやかに すぐに使える営業ネタ発信の舞台裏 Check in Mondayに迫る

月曜の朝、みなさんはどんな気持ちでスタートしますか?
金曜の午後や連休前の気持ちとは違ったもの…日曜の夕方くらいから、憂鬱な気持ちになる「サザエさん症候群」なるものに近い方もいるかもしれません。
今回のnoteでは、ウイングアーク1stの月曜日9時から、気持ちよく1週間をスタートし駆け抜けるための、営業による営業のためのコミュニケーションと共有の場「Check in Monday(以下CIM)」をご紹介します。

等身大の情報提供の場「CIM」

――野口さん(営業本部 営業統括部 統括部長)がCIMの設計者と伺ったのですが、CIMとはなんぞや、について教えていただけますか。

営業本部 営業統括部 統括部長 野口

野口:各部門長がその時感じていること等をテーマにした「部門長挨拶」と、その日の午後から使える営業ネタ「Lightning Talk(以下LT)」を1時間構成で若手営業メンバーがMCとなって届ける等身大の情報提供の場です。
月曜朝一なので、ミーティング名も “営業本部定例会”のようなカタい雰囲気にはしたくなかったんですよね。営業部メンバー全員で1週間を始めるドライブをかけよう!という意味を込め、カジュアルなネーミングで、CIMの前身「Pop Up Monday(以下PUM)」をコロナ禍前から始めました。当時は全員が出社していた時代だったので六本木のオフィスに全員集まって、地方の拠点とはオンラインで繋がりながら実施していました。営業の他にもマーケティングやテクニカルサービス等のメンバーや内野会長、田中社長も参加していましたね。オンライン形式になった今は、平均で毎回180名くらいの営業部外メンバーに参加してもらっています。

――2020年2月末から原則リモートワークになりましたが、その頃からオンラインのCIMに移行されたのでしょうか。
野口:そうですね。前身のPUMではベテランメンバーや執行役員の森脇さんによる朝礼タイムのようなものもあったのですが、CIMは、よりインプットを重視したものとしたく少し方向性を変えていきました。CIMの最初のMC(司会進行役)は、入社10年目以降の中堅メンバーである丹波さんと槻並さんだったのですが、21年、22年とMCを意図的に若返らせて(笑)、入社4~5年目まで、30歳前後の営業メンバーにお願いして企画進行してきました。

若返ったMCと質問力

――MCが若返ったのはどのような意図だったのですか?
野口:何か発表する場や会議などで、表立って意見を言う層=年齢が上の方に固定される傾向があって、もっと若手メンバーに中心となってもらい活性化してもらいたかった。それには、コンテンツ企画そのものを「若手が今知りたいこと」に照準を合わせる必要があります。
そこでMCのメンバーを「若手」にしました。 今年度は特に、発信するコンテンツは「MCの2人が知りたいこと」を企画してね、とMCの里舘さん(営業本部営業統括部)と武田さん(営業本部営業統括部)には伝えていました。
 
――2022年度MCのお二人が月曜朝一にCIMでMCとして登場していますが、部門長やLTの登壇者の発表に対し毎回丁寧に質問・コメントで応対されているのが印象的です。苦労されていることも多そうですが…
野口:まさに、MCの2人にとって、質問を考えて用意する、ということがキモとなります。1年間MCを経験することで、この質問力が鍛えられるということももちろんありますが、質問することで、その日のインプットを自分ごとにできることを期待しています。また「若手2人が質問すること、考えていること」≒「その他大勢の若手が質問したいこと、考えていること」、とも言えるので、私も彼らの視点がとても勉強になります。

――里舘さんと武田さんは今年入社4年目ですよね。MCに任命されて、どのようなことを感じてきましたか。

営業本部営業統括部 里館

里舘:あと1ヶ月でMCになって1年経つのですが(取材日:2023年1月末)、思っていた通り大変な任務でした!(笑)野口さんがおっしゃるようにMCとしてCIMを進行するのはもちろんですが、CIMでPCの画面に顔を出す以外にも、裏で武田さんと夜な夜な企画会議を何時間も行っていたり、質問準備のための勉強をしたりと、みっちりした時間を過ごすことができます。
 
――里舘さんと武田さんが月曜朝一PCに映ってほっこりした雑談から入られるので、見ているこちらもほっこりした気持ちになるのですが、裏方の準備が大変そうですね・・
里舘:そう感じていただけるのは狙っていたことなので嬉しいです!1番大切にしているのが、「なごやかに」情報を届けられる時間にすることで、視聴してくれているメンバーにとってもそうですが、その日こちらから依頼して登壇いただいたメンバーの方は緊張されることも多く、企画者として少しでも緊張をほぐせたら…という想いもありました。登壇メンバーも個性が際立つ方ばかりなので(笑)、彼らの個性を引き出せるくらいなごませることができていたら最高です。あと実は私と武田さん以外にも、CIMのZoomや社内告知等の運営面を手伝ってくれている営業部の新卒1年目メンバー全員の存在にも、とても助けられています。みなさんいつもありがとうございます!

営業本部営業統括部 武田

武田さん:夜な夜な里舘さんと会議しながら翌月の企画を考えるのですが、自分たちの頭の中ではどうしてもネタが枯渇してしまうことも多く、営業部内の情報掲示板や社内の様々な大量の資料を漁りながら、「すぐに使えるネタ」を掘り出していくのがとても大変でした…!
CIMって、最初数分は視聴者が集まり続ける時間なので雑談から始めるようにしているのですが、その時間、画面に映っているのはMCの自分しかいないんですよ。最初は1人で画面に映っていること、しかも数分間画面に向かってしゃべり続ける、ということが慣れなくて緊張していました。
 
――確かに最初はすごく緊張しているように見えましたが、今はベテランMCっぽくなっていますよ(笑)毎週CIMがあるので、視聴メンバーにとってお二人は誰よりも親近感がある存在ではないでしょうか。
武田:こちらは(ウェビナー形式なので)視聴メンバーの顔が見えないのですが、出社した時等に、「CIMの武田さんですよね!」と言ってもらえることも増え、自分が無意識のうちに顔と名前の認知度が高まって人気者になった気分です(笑)

――最後に、CIMのMC1年間を経て、来年度はどんな1年にしたいですか?

里舘:先ほど「なごやかに」することを心掛けたと言いましたが、これってCIMに限ったことではなく、例えば社外の方とのミーティングでもなごやかなアイスブレイクがその後の商談をスムーズにさせることに役立つな、ということに気づいたんです。来年度は社内外問わず、「なごやかにする雰囲気づくり」を自分の特技にして、様々な場で活かしていきたいです。

武田:今年度はCIMのおかげで人気者になったので、この知名度を生かし、CIM以外でも人前で発表したり、質問したりできる機会をできるだけ持ちたいと考えています。CIMで身についた自分の雑談力、質問力に期待しています!(笑)

――統括部長の野口さん、最後に一言お願いします。
野口: ウイングアーク1stらしさ、という点でまとめると、里舘さんや武田さんのような若手メンバーが主となってCIMやその他の社内活動を実施しているということ、それが維持できること、がとても良いなと思います。上から押し付ける文化ではなく、組織の土台となっているメンバーが、「自分たちの1週間」のためにより良い月曜朝でスタートする、この環境があること自体が、本当の土台だと感じています。


野口さん、里館さん、武田さん、ありがとうございました!
野口さんの後ろのスニーカーが気になった方はこちらの記事へ!

 
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