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これまで何回出社した!?リモート環境で社会人デビューした新入社員4人がこの1年を振り返る

入社式がリモートで行われることが入社式の数日前に決まるという前代未聞の幕開けとなっただけではなく、研修のほとんどがリモート環境下で行われ、1年間を通じて実際に出社したのは数えるほど、さらには六本木グランドタワー35階のインスタ映えするオフィスがなくなる、という平時では想像もつかなかった展開を迎えた2020年でした。社会人経験の長い人たちにとっても激動の年でしたが、2020年度入社の新入社員の方々はこの状況をどのように受け止め、どんな気持ちで1年を過ごしてきたのでしょうか?リモート環境での社会人デビューとなった新入社員4名に話を聞きました。

Q. それぞれの担当業務とこの1年を振り返ってどうだったか教えてください。

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村井さん:私はテクニカルセールスグループに所属していまして主にBI関連のテクニカルセールス(TS)として働いています。

全くIT知識がない状態で入社したのですが、この1年の間を振り返るとupdataNOW 20で登壇させてもらえたり、ハンズオンセミナーの講師デビューをさせてもらったり、リモートにしては色んな挑戦ができたかなと思っています。色々なことに早い時期から挑戦させてもらえて、充実した1年だったと思います。

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山本さん:私は営業です。7月から今の第2営業部(主にTier2パートナー様を担当する部門)に配属されました。

私も、全くIT知識がない経済学部出身なので製品の研修がすごく大変でした。しかも同期も先輩も画面越しだったので辛さを共有しづらく、研修中はもしかしたら私だけ分かっていないのでは、という不安との戦いでした。私は性格がネガティブで壁にぶつかると心を閉ざしてしまいがちなので、リモートは辛かったです。ただ先輩たちや上司が頻繁に電話やZOOMで話を聞いてくれ、本当にそれに救われて、この方たちの元で成長したいと思えたのでそういう意味では良い1年だったと思いますし、ウイングアーク1stに入って良かったと思ってます。

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丸山さん:私は開発で、Dr.Sum開発部で主にDatalizerのWebブラウザ版のメンテナンス機能を担当しています。

プログラミングの勉強をしつつ、読みやすいコードの書き方を現場で学ぶ1年でした。大きな出来事はあまりなく、毎日少しずつ製品のことを理解していく、という積み重ねでした。日々成長を感じつつ毎日楽しく仕事できました。

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宮里さん:インサイドセールス業務を担うマーケティング本部のMOFD部でドキュメント製品、SVFとSPAを担当しています。

目の前にある仕事に一生懸命取り組んでいるうちに1年が過ぎてしまったように感じています。1年目が終わる頃には社会人半人前ぐらいの気持ちにはなれるかなと思っていたのですが、自分の取り組みで思ったように進まなかったことが多かったので、今の感覚だとよくて1/3人前くらいかなぁ、と感じています。

Q. どのくらいの頻度で出社していましたか?

村井さん:出社頻度は週に1回でした。毎週4名ずつくらいでOJTを行ってもらったので、たくさんの人と実際にお会いすることができました。たまに会って一緒にランチに行けたりするのはリフレッシュにもなるので週1ぐらいは会えてたのはありがたかったです。あと、リモートだと、たとえばその人の身長まではわからないので初めて会った時に想像していたよりも大柄な人でびっくりした、ということはありました。

山本さん:10回未満でした。週に1回ぐらいは出社したかったです。

丸山さん:Dr.Sum開発部は札幌にあり、私は東京在住でまだ札幌オフィスには行けていません。北海道出張ができるようになったらDr.Sumチームの人たちとおいしいご飯を一緒に食べに行きたいです。

宮里さん:7回でした。そのうち5回がupdataNOW 20のイベント期間中でした。

Q. リモート環境での仕事はどうでしたか?

村井さん:OJTの担当者が毎月変わる制度になっているのですが、リモート環境でのOJTということもあり、東京の方だけでなく地方のTSの方からも色々教わることができたのはよかったです。ただやはり、気軽に質問しづらいな、というのは感じています。

TS部ではoVice(オヴィス)というバーチャルオフィスツールを使っているのですが、これだと話しかけたい人に近づいて話しかけることができるので、Slackで聞きづらいことも気軽に聞くことができました。このツールによって実際に同じ場所で働いてるような感覚が得られたので、このツールには助けられました。※oViceの様子はこちら(↓)でご紹介いただきました。

山本さん:正直辛かったです。今も辛いです。もっと頻繁に出社したいとは思う一方で、毎日でなくてもいいのかな、とも思います。一緒に仕事をしている人たちとは会話ができていますが、接点のない人たちとは全然交流できませんでした。

丸山さん:私にとってはとてもありがたい環境です。自分で時間管理などをする必要はありますが、周りに遮られずに集中して作業ができる環境なので。私は埼玉出身でずっと関東で暮らしてきたので、今後も生活は都内で必要に応じてたまに札幌に出向く、くらいが理想です。

宮里さん:リモートワークの環境でいかにオフラインでやっている時と同じように仕事をするのか、という点に精神を使いました。質問がうまくできなくて時間を無駄にしてしまったこともあって、ふがいない思いをしました。あと、オフィスが綺麗なのがいいなと思って入社を決めた部分もあり、リモートワークだけという状況は少し残念に思っています。

Q. 社会人2年目はどんな1年にしたいですか?

村井さん:1年目は製品知識をつけることに集中した年でした。4月からは新入社員も入ってくるので、TS2年目としてお手本となれるように、できるだけ質問がしやすいような環境を作りたいです。リモートだと特に積極的に動かないと成果がでないので、積極的にやりたいです。

山本さん:1年目は右も左もわからない状態で、とにかく人に頼りっきりになってしまっていたので、2年目は自分1人で課題解決に臨めるようにしていきたいです。

丸山さん:この1年プログラミングを覚えたり、製品のことを覚えたりなどのインプットが多かったので、2年目以降は覚えた知識をアウトプットして、今以上に読みやすいコードを早く正確に書けるようになって製品作りに貢献したいです。特にDr.SumのUX/UIの部分やデザインの部分で貢献できたらいいなと思っています。

宮里さん:3年目までのフェーズを「学ぶ」「実行する」「教える」の3段階で移行していきたいと考えていて、1年目は教えてもらう機会が多かったのですが、2年目は独り立ちできるようになって、先輩たちと業務的なディスカッションができるようになりたいです。

まとめ

最後に4人にウイングアーク1stをどんな会社にしたいか、という話を振ると、「もう少し会社の知名度を上げたい」という正直な(かつ的を得た)意見が返ってきました。その一方で、環境や福利厚生などの待遇面等では満足している、という回答が得られました。

20年くらい前の新入社員からは「今の会社で概ね満足している」といった類の回答はなかなか得られなかったように記憶しているので、働く環境は昔に比べてずいぶん良くなっているのではないでしょうか。「知られざるホワイト企業」であるウイングアーク1stの現状に満足しつつも、さらなる成長を目指す4人の今後の活躍に期待したいと思います!
(データのじかん編集部 田川)

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