製品開発に長く携わるってどういうことですか?四捨五入10年の若手先輩エンジニアコンビに聞いてみました。~自社製品開発のベテランエンジニア編~
今回は、Data Empowerment事業部において東京、札幌とそれぞれの場所で活躍するITエンジニア2名にインタビュー!2名の共通点は、同じ事業部に所属しているというだけでなく、新卒入社以来ひとつの製品開発に長く(7年生と12年生)携わり続けているということ。それぞれの担当製品への深い「愛」が感じられるインタビューになりました。ぜひご覧ください!
「MotionBoard」、「Dr.Sum」を開発する若手の先輩
―それぞれ自己紹介をお願いします。
山田:新卒入社から現在で7年目です。弊社のBIダッシュボード「MotionBoard」の開発においてUIチームのリーダーを務めています。関西出身で、現在は東京で働いています。
本田:私も新卒入社で現在12年目になります。弊社が提供するデータ分析基盤「Dr.Sum」開発において、データベース周辺のアプリ開発を行っています。私も関西出身ですが、就職と同時にDr.Sumチームがある札幌に引っ越してきました。
―お二人とも関西からそれぞれの地域に引っ越されたのですね。
本田:コロナ禍以降は基本的に在宅勤務なのでどこでも働けるといえば働けるのですが、私の場合は夏は自転車、冬はスノーボードを楽しめる札幌が気に入っているので、この地に腰を落ち着けています。
―アフターファイブの時間に余裕がありそうですね。
本田:茶道を習っているので、退勤後にお稽古に行ったりしています。あとは、ゲームをしたり、本を読んだり。平日もオフの時間を楽しめていますね。
山田:私は基本、平日の終業後はオフってダラダラしています(笑)休日は映画を見に出かけたりしてリフレッシュしています。
自社製品の開発ならではのおもしろさ
―製品開発の仕事の魅力は何ですか。
山田:もともとPCやゲーム、技術好きの人間なので、日々新しい技術に触れられるのは楽しいですね。その分、常に知識をアップデートしなければいけない大変さもありますが。また、特に弊社は自社製品を企画生産しているので、自分たちでどういう製品をつくるか、どう製品を良くしていくかを考えて実現していけるところが一番の魅力かなと思います。
本田:同じくですね。誰かから「これをつくって」と言われたものをつくるのではなく、自分たちで考えてつくっていける点は大きいですね。また、一度製品をリリースしたら終わりではなくて、フィードバックに基づいて製品改善を継続して自分たちで行えるのも魅力です。
―どのようにフィードバックを受け取るのですか。
本田:社内外からデータとしてのフィードバックも受けますが、生の声を聞くことも大切にしています。私は開発部以外にDevOpsグループにも所属しており、その活動の一環としてユーザーをサポートする部署の人が製品の使い方などを教えている時にオンラインで同席させていただいているのですが、そこでユーザーがどのような箇所でつまずき、どのような操作で迷うのかということを実際に見聞きすることができます。そうすると、データ以上に細かい困りごとを知ることができるので、すぐにパッチで修正対応したり、次のバージョンにおいて改修を加えたりと製品開発に反映させることができます。
白熱した議論は日常茶飯事
キャリアに関係なく意見を出し合う
―所属している部署はどんな雰囲気ですか?
山田:チームでの議論が活発ですね。上司だから、新人だからとかは関係なく、フラットに意見を出し合える雰囲気があります。忖度なしに自分が違うと思ったところはストレートに意見するタイプの人が多いので、他部署の方から「ヒートアップしてるなー」と笑われたことも(笑)どんなに白熱しても、後腐れなくさっぱりしていて、雰囲気が悪くなることはありません。
本田:うちの部署もまったく同じですね(笑)とことん議論してモノづくりしているので、議論が白熱することはしょっちゅうです。でも、皆が向いているのが「ユーザーにどういう価値をもたらすことができるか」という同じ方向なので、個人の争いになることは皆無。納得感のある議論ができています。
担当製品が「かわいい」!
もっと育てていきたい
―新卒入社後の勤続年数が長いですよね。長く働き続けられる理由はどのようなところにありますか?
山田:先ほどの議論の話とも通じますが、「理不尽でも上には従わなければいけない」というような空気が会社の中になく、製品やお客様を見てよりよいモノづくりを目指せる環境があるからかなと思います。一生弊社に骨を埋めて……とまでは思っていませんが、今のところ転職したいと思うシュチュエーションに出会ったことがないんです。
本田:新卒から弊社で働き続けているため他を知らないのですが、他社から弊社に転職してきた人からの話を聞くと働きやすい良い会社なんだなと実感します。……だから、外に出るのは怖いですよね(笑)それより何より、仕事が毎回新鮮なのが大きいですね。同じ製品を担当していても、新しいテーマで新しい技術を使いながら次のバージョンを開発していくので、飽きる暇はありません。それに、ずっと担当してきた製品なので「かわいい」んです。向き合えば向き合うほど、次はもっとこういうところを改善したい、という思いが湧き出てくるんですよね。
―同じ製品に向き合っていても、常にスキルアップの機会があるということですね。
山田:私が担当している製品も同様で、新しいバージョンを開発する際にはUIもフレームワークも使用する技術も変わることもあるので、新しい技術を習得する必要があります。目の前の仕事をこなす技術だけでなく、周辺関連技術も習得できるよう意識して勉強しています。特に現在はReact + TypeScriptという比較的モダンな技術を活用した開発に携わっているので、エンジニアとしての市場価値も向上できていると思います。
人に役に立つモノづくりをともに目指そう
―今後のキャリアプランを聞かせてください。
山田:今後キャリアを積むとマネジメントの職務も増えてくると思うので、チームマネジメント力は培っていきたいです。一方、私は開発が好きなので、マネジメントの職務が増えたとしても開発に携わり続けていきたいです。開発とマネジメント、両軸でバランスよく成長していけたらいいなと思っています。
本田:日々、知識もスキルも習得できている恵まれた環境なので、このまま現在の製品を担当して、製品をもっともっと成長させ続けていきたいです。
―今後、こんな仲閒と一緒に働きたいという希望はありますか。ウイングアーク1stへの応募を考えられている方へのメッセージと合わせてお願いします。
本田:一緒に働きたい人物像は3方向います。まずは、人の役に立つモノづくりをしたい人。一緒に製品を成長させていきたいです。次に、真面目でほがらかな人。今スキルがなくても真面目に頑張れて、議論などをしても根に持たない「ほがらかな人」がうちの部署には向いていそうです。最後に、データベースサーバーの速度をひたすら追究したい人!以上です。さまざまなタイプの人がハマれば楽しくできる仕事だと思うので、当てはまる方がいたらぜひ一緒に頑張りましょう!
山田:やはり議論することが多い部署なので一人で黙々と作業をこなす職人肌タイプよりも、人とのコミュニケーションや話し合いを苦としない人がいいなと思います。自分がつくったモノに対してこだわりを持ち、製品をよりよくしたい人にとってはいい環境だと思うので、お待ちしています!
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