営業メンバーら150名以上が毎週参加する「Check in Monday」の舞台裏 2023年ver.
リモート勤務が定着する中においても、営業メンバーが営業活動の成果をあげやすくするためのコンテンツやノウハウを提供し、総括的に支援していこうというウイングアーク1stの“セールスイネーブルメント”の考えのもと、継続して行われているのが「Check in Monday(以下CIM)」。その名のとおり、毎週月曜日の9時から開催されている営業による営業のためのコミュニケーションと共有の場です。
(立ち上げの経緯や基本的な内容についてはこちら↓)
昨年度の1年間、企画から司会までを務めあげた今年度のMCの梅森、鈴木と企画や運営面でサポートしたセールスイネーブルメント室長の紫村に話を聞きました。
工夫や試行錯誤を経て成長につながったMCの1年間
―1年間のMC、お疲れさまでした!やり遂げた今、ご自身の成長の実感はありますか。
梅森:Zoom内で大人数の方に対する場慣れが出来たのは成長かなと思っています。初めは、150名以上の前で話す事に緊張していましたし、司会をうまく進められるのか進行でできるかなといった不安から、前日の夜にはあまり寝付けない日もありました。ただ、途中からは慣れてきたこともあり、気持ちを落ち着かせながら話す内容をブラッシュアップさせることが出来たと思います。
鈴木:私は中途入社の半年ほどでMCに就任したので、最初は大丈夫かな、と心配したのですが、ウイングアーク1stの文化や営業ノウハウを身に付ける貴重な機会になりました。各回の登壇者の方に対して自分が気になるところを質問するだけでなく、参加している他の人たちはどういう部分が気になるのだろう?と考えながら進行することで幅広い視点で物事を考える癖がつき、よい成長機会だったと感じています。
―そのようなお二人の姿は紫村さんにはどのように映っていましたか。
ーセールスイネーブルメント室(SE室)の設立趣旨にも重なってきますね。
紫村:はい。営業チームのスキルアップ、プロセスの効率化、データを活用した戦略的な判断をサポートするためのチームとしてSE室が設立されたのですが、目指している「営業成果の向上と競争力の強化」に向けてこのCIMは大きな役割を果たしていると感じています。
―企画や運営において工夫したことはありますか。
鈴木:当初は一方的なウェビナー形式だったのですが、参加者も映し出されコメントのやりとりも発生する双方向のミーティング形式に変更しました。また、各メンバーのノウハウ共有や、外部審査員を招いての「真夏のアイデアコンテスト」、営業の各部門が持ち回りで担当する「部門ジャック回」など私たちが一方的に情報を提供するのではなく、参加型の企画も多数実施しました。
梅森:個人的には、登壇された方に「○○といえば、●●さん」と“ハッシュタグ”のように端的な印象が残るよう、意識して質問をするように工夫をしていました。
鈴木:登壇者のどういうポイントにスポットライトをあてたら輝くのだろう?ということを考えて質問をしている姿は、大変勉強になりました。
梅森:私も実は鈴木さんの担当回の録画を見て、質問の仕方を研究していたりしていましたよ。
紫村:お互いに学び合うことができていましたよね。二人とも自分ゴトに留まらず登壇者のストロングポイントを引き出す進行ができていて、私も勉強になりました!
社内のコミュニケーションの活性化や営業活動にも好影響
―参加者からはどのような反応、反響がありましたか。
梅森:社内の人に会うと「CIM見てるよ」と言われるようになりました。今までは初対面の人に対しては話題をどうしようか、と考えてしまうところがあったのですが、CIMを共通の話題としてスタートすることができたのは大きな収穫でした。
鈴木:梅森さんが言うように、想像以上に「見られている」と感じました。営業メンバーはもちろん、新入社員、中途社員のメンバーも見てくれていますし、トップや経営層からも「CIM頑張っているね」、「司会の二人だね」と声を掛けてもらうことも多く、驚きました。また、チャットで個別に感想をもらうこともあり、やりがいを感じましたね。
―CIMが実際に営業活動に生かされていると感じることはありますか。
鈴木:今回立ち上げた、営業の各部門が持ち回りで担当する「部門ジャック回」という企画では、各部門のメンバーに発表してもらいました。これにより誰が何をしているのか、何に詳しいのかなどが明確になり、これまで関わりが薄かった方でもパーソナルな部分を知れたり、進めたい施策や案件の相談先が分かったりと、社内コミュニケーションに役立っているという声をよく聞きます。
梅森:自分のケースでは、CIMで自社製品のセット販売の方法を知り、それをパートナー企業との定例会で発表したところ、さっそく引き合いがありました。このように、CIMで学んだことを直接営業活動に生かしているケースは多いと思います。
今後は登壇者としてCIMに参加できるよう、自分を磨いていく
―MCの 1年間を踏まえた、今後の課題やビジョンを聞かせてください。
梅森:CIMでは毎回冒頭に1分間挨拶をする時間があったのですが、事前準備していても追加であれもこれも言いたくなり、時間オーバーになる上、何が言いたいのかが伝わらないということがありました。営業活動をする上でも課題になる部分なので、改善していきたいと思っています。MCを務めて自分を知ってもらうことの重要性を実感したので、何かを極めることで人前に出ていくなど、自分のブランディングを確立させていきたいなと思っています。
鈴木:タイムマネジメントのスキルを磨いていかねばと思っています。例えば、登壇している人の持ち時間がオーバーしてしまい、次の人の持ち時間が足りなくなってしまったり……。言うべきところは遠慮せずに言って円滑にすすめられるようになっていきたいです。今後は、「MCの頃は頑張っていたね」と言われないように、業務面で自分をブラッシュアップしてCIMに登壇できるような貢献を社内で重ねていきたいです。また、肩の力を抜いて“自分らしさ”をいろいろな場面で出していきたいですね。
―紫村さん、お二人の思いを聞いていかがでしょうか。
紫村:涙が出そうになりますね……!発信力やセルフプロデュース力をより高めてほしいという思いもありMCを任せたため、想像以上に(笑)成長してくれていると感じます。もちろんサポートはしましたが、いち参加者としても毎週楽しむことができたのも、二人の力ですね。これから、さらにパワフルな営業メンバーになってくれると確信しています!
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