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将来の夢はエンジニア??「モノづくりのたのしさ」をオンラインで学ぶ

こんにちは!ウイングアーク1stに7月からPR担当としてジョインしました、古荘です。前代未聞の状況下、BtoBなのに(これまでどこか冷たい印象でした;)情があって、なぜかワクワクする、そんな風土に惹かれて転職しました!ニューメンバーとして、新鮮な視点で弊社のことをみなさんに発信できればと思いますので、温かく見守っていただけると嬉しいです!ということで、記念すべき1本目のnote取材は、夢いっぱいの子どもたちに、ウイングアーク1stができること、です。

ウイングアーク1stでは、世界で取り組む持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、社会貢献活動プログラム「ウイングアーク・エンパワーメント・プログラム」に取り組んでいます。その取り組みの一環として、将来の日本を背負う子どもたちにITを通じて「楽しさ」と「感動」を伝えたいという想いから、子どもを対象としたIT教室「LITE 1(ライトワン)」をこれまで3回にわたって開催し、総勢約70名の子どもたちに参加してもらいました。新しいものを発想する「想像力」、それを形にする「実行力」、ITで制御する「技術力」、子供たちにはこれらを身につけながら楽しく学んでほしいと考えています。そして実は、このプロジェクトには弊社代表であり、LITE1の校長を務める田中潤の野望「子どもたちの将来の夢ランキング1位をエンジニアにしたい」という想いも秘められています。

今年のLITE1は、 ウイングアーク1stの新製品で、業務を自動化できるコミュニケーションツール「DEJIREN」を使った、botとの会話設計をオンライン会議ツールZoomを通してレクチャーするというもの。参加者は、小学校高学年~中学生の7名の子どもたち。初のオンライン環境下での実施ということもあり、今夏は弊社社員のご家族限定ということでの開催となりました。

とはいえ、日常的にZoomを使っている我々社員とは違い、子どもたちにとっては、きっと「Zoomって何?」からのスタート。まずはZoomの使い方をしっかりと身に着けた後、1時間目にプログラミング基礎、2時間目にプログラミング応用を学んでもらう内容にしました。初のオンラインでの授業なので、教える側もドキドキの出だし・・

自動販売機もプログラミングでできている!?

どの子も一度は見たことがあるはずの自動販売機。商品を選んでからおつりが出てくるまでのその過程、実は立派にプログラミングされているのです。お金を入れると、自動的に金額が表示されるし、在庫のあるドリンクだけ、ランプがつきますよね?不思議に思ったこと、ないでしょうか?これらの機能をプログラミングで書くと、こんな感じに・・・

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難しいですね・・・でもきっと、この世界はこの難しさの集大成で、どんどん便利になっているんです。すごくないですか?!と、子どもたちの生活の中にあるプログラミングについて考えるところからはじまりました。

今回の授業はみんなに楽しさを味わってもらうため、こういった文字より簡単に取り組める、「DEJIREN」を使ったブロックプログラミングでプログラムし、スマートフォンにインストールした「DEJIRENアプリ」を動かしていきます!

1時間目:ブロックプログラミングでハローワールドとオウム返しに挑戦!

プログラマーが1番最初に作ることで有名な課題「ハローワールド」=チャット上で話しかけたら「こんにちは」と返してくれるロボットを作ることからスタート!

「ブロックプログラミング」とは、いろいろ難しい命令や文法を覚えて文章で書かなくても、直感的にブロックを繋げてプログラミングを実行することができるプログラミング言語で、小さなお子様や初心者にはとても扱いやすい言語です。

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次にオウムのように、自分が入力した文字をマネするロボット、「オウム返し」に挑戦!徐々にステップアップしていきます。

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2時間目:じゃんけんロボとおみくじアプリに挑戦!

後半の授業では、必ずロボが勝つ後出しじゃんけん作りに挑戦です。「グー」と入れるとロボットが後出しで「パー」と返してくるロボット、どんな感じになるのでしょうか。今回は入力する条件によって出力を変えるイフブロックを使います。イフブロックとは、条件によって処理を変えるプログラムのことで、「条件分岐」といいます。みんな黙々と取り組んでくれました。中には心配そうに見守るお父さんの姿・・・横で一緒に手伝っている姿も見えますね!子どもたち以上に緊張しているようにも見える・・?笑

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続いてはおみくじアプリ。今回の課題の中でレベル最大です。おみくじのイラストや、ランダムに出る大吉、中吉などの結果とともに、運勢の言葉を自由に設定していきます。ここでも黙々と、静かな時間が流れました。あまりに静かだったので「ずーっと無音でしたよね。みなさん誰もしゃべらない!」と静寂を打ち破って校長先生がコメントしてしまうほど。

そして最後にみんなで作ったおみくじを発表し合いました。「おみくじ」とチャットに入れると、「おみくじガラガラ中・・・」「すえきち」といったものから、「まあまあだね 普通の一日」といったクールなものまで。そして中には「おみくじモード起動 おみくじガラガラ中・・・シバラクオマチクダサイ」と先生(スタッフ)たちも予期せぬオリジナルの工夫でプログラミングブロックを作って仕上げてきた子も!!

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参加してくれた子どもたちからは「やったことないこともたくさんできて楽しかった!」「プログラミングの面白さがよく分かり、システムエンジニアは楽しそうだと思った」といった嬉しい感想をいただきました。

今回の教室で子どもたちに教えていた先生(スタッフ)は「プログラムの楽しさを伝えることができて、とても嬉しく思っています。今回学んだことはこれからのモノづくりに活かしてほしいですね!」と振り返っていました。

新型コロナウイルスの影響により、当社の働く環境も大きく変わりましたが、原則全員リモートワークの状況下でもLITE1の活動を継続し、子どもたちに豊かな学びの場を提供したいという強い思いがありました。

初めてのオンライン開催への挑戦は、オンラインに合わせたコンテンツ作成や、子どもたちにどう楽しんでもらえるかなど、スタッフ一同、当日まで真剣に考えぬいて準備してきました。結果、ウイングアーク1stオリジナルのコンテンツで無事に開催することができ、そして何より子どもたちに楽しんでもらえたことをとても嬉しく思っています!ウイングアーク1stでは、今後も多くの子どもたちにモノづくりの楽しさを伝えるべく、このLITE1活動の幅を広げていけるよう、頑張っていきます!その日まで、楽しみに待っていてくださいね!



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