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将来の夢はエンジニア??「モノづくりのたのしさ」を学ぶ~2024年冬編~

弊社では、子どもたちにITを通じてモノづくりの「楽しさ」と「感動」を伝えるために、有志のメンバーが集まり子ども向けIT教室「Little IT Engineer:LITE 1(ライトワン:以下、LITE1)」を定期的に開催しています。
過去の様子はこちら!

今回は、昨年12月に秋葉原にオープンしたエンジニアのためのイノベーションラボ「D.E.BASE」で開催したLITE1の様子を、お写真たっぷりにお届けします!14組の親子が集まり、小さなコンピューターである「micro:bit(マイクロビット)」を使って、歩数計などの作品づくりを行いました。


校長先生は社長!ソフトとハードを組み合わせた可能性は無限大

わくわくしながら「D.E.BASE」に集まった子どもたちは、興味津々で大きなスクリーンを見つめます。司会のまーちゃん先生が登場し、授業の流れなどを説明。そして校長であるじゅんじゅん先生(弊社代表の田中)が登壇し、LITE1が幕を開けました。

「プログラミングを、学校の勉強ではなく、楽しいモノづくりを通して伝えたい」と話すじゅんじゅん先生

次に、C(ちょい)T(テク)O(おやじ)こと、教頭先生(CTO島澤)がご挨拶。自らが開発した「勉強中にあくびをした息子の動きを自動追尾して口にミントタブレットを放り込む装置」を披露。子どもたちも、心をぎゅっと掴まれたようです。

「ソフトとハードを組み合わせたら、いろんなことができる。今日はそれを存分に体感してほしい」


さらに、入室者が限られている奥の部屋の金属加工機を見学。3Dプリンターや金属を削る大型の機会など、普段はお目にかかることが少ない最新設備を目の当たりにして、「何が作られているのかな?」「なんか、匂いがする!」と大興奮です。

金属加工機を見学。実はこの時作られていたのが、授業の最後に子どもたちが手にすることに


プログラミングとは「お願いごとリストをロボットの言葉で書くこと」


いよいよプログラミング授業がスタート。3つのグループにわかれた子どもたち同士で自己紹介。普段は製品開発やお客様対応など様々な業務をしているメンバーも入り、初対面の子どもたちの緊張をほぐします。

1時間目は、じなん先生による「プログラミングとは」。自動販売機という子どもたちにとっても身近な例から、プログラミングがどういうものかを説明し、「プログラミングとは、お願いごとリストをロボットの言葉で書くこと」という鮮やかな解説に、子どもたちも「なるほど!」という表情。今日の教材である、小さなコンピューターである「micro:bit(マイクロビット)」の箱を開けます。

いろんなものが入っているね!先生たちが丁寧にプログラミングを教えます

プログラミングって…おもしろいかも!

「micro:bit(マイクロビット)」の箱の中に必要なもの(ケーブルや電池、説明書など)が揃っていることを確認したら、さっそく組み立てをスタート。電池ボックスを組み立ててコードをつなぐと、いろいろなことができるようになります。

光った!
話を聞く時間と手を動かす時間、メリハリのきいた授業に

タブレットを操作しながら、先生と一緒にプログラミングを進めていきますが、最初からすらすらと進んじゃう子、ちょっと難しいと戸惑う子もいましたが、保護者のサポートや先生のていねいな指導で、授業も順調。

タブレットでのプログラミングをできるだけ自分でやろうとチャレンジ。見守るお父さん


プログラミングを応用した工作にわくわく

学んだプログラミングの応用編として、3種類の工作の中から好きなものを選び、実際に作品を作ります。

同じ工作を選んだグループの子どもたちが、それぞれのテーブルで工作をしていきます。わからないことが出てくると、「先生!」と積極的に質問する子、自分で解決しようと試行錯誤する子、頭を抱えるも次の瞬間にはなにかをひらめき、目を輝かせながらタブレットを操作する子…。プログラミングに夢中になる子どもたちの背中から、たくさんのわくわくが伝わってきました。

わからないことがあってもすぐに質問。理想的な環境でプログラミングを体験


完成した歩数計を装着!
自分でプログラミングしてゲームを完成!


はじめてのプログラミングで認定証をもらえた!

みんなで集中したりわいわい質問したり、気がつけばあっという間に、作品が完成。最後のホームルームの時間となり今日を振り返りっての気持ちなどをシェアしました。

「みなさんに認定証が授与されます」という言葉に大喜びの子どもたち!

金属加工機を見学認定証は、最初にみんなで見学した最新設備の金属加工機で作られた「わっとちゃん」キャラクターでした!


認定証は、最初にみんなで見学した最新設備の金属加工機で作られたものでした!
みんなで今日の感想をシェア

子どもたちは、プログラミングを考えて組む難しさを感じながらも、「実際に動くのがおもしろかった」「自由に作れるから楽しい」など、ソフトとハードを組み合わせたモノづくりの醍醐味をたっぷり感じてくれたようです。

「プログラミングの楽しさを伝えること、そしてスタッフであるメンバー(社員)にとっても成長機会になるという、両軸でLITE1を実施しています」と語るのはサステナビリティ推進室室長の鹿島さん。

「LITE1は、社内で立候補した約20名のメンバーで運営しています。エンジニアだけでなく、事業や管理部門などいろんな部署を横断して参加していること、会社の経営者もこのような場でカジュアルに子どもたちと一緒に和気あいあいとできることが、このイベントの特徴です。LITE1が無料なのは、プログラミングの敷居を下げ、子どもたちの夢や社会の未来を作るという社会貢献の意味合いがある教室を提供したい、との想いからで、これからも続けていきたいと思います」

参加した子の中には、将来の夢はロボットを作ることという子も。「今はどんなロボットを作りたいか決めてない。でも、プログラミングで、お姉ちゃんの人形が落ちたら痛い!って声が出るようにして、驚かせたい」と、いたずらっぽく笑う顔が印象的でした。

プログラミングで人を驚かせたり、笑わせたり、モノづくりの手応えを感じたり…。LITE1を通して、未来への種を蒔くことができたかな・・!

参加してくれたみなさま、ありがとうございました!


【2024年冬「LITE1」プロジェクトメンバー】(敬称略)
鹿島、武内(サステナビリティ推進室)、小山、樽井 、三村、奥井(DE開発統括部)、吉間、棚橋、神田(ソフトウェアプロセス&品質改善部)、江幡、中嶋、森、根本、松本(BD開発統括部)、工藤、土井(dejiren事業開発部 )、近江、大口(マーケティング本部)、小川(グローバル事業部)、瀬川( Customer Experience統括部)、土屋(DEサービス統括部)、長南(People Success部)


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