リアルとリモートワークの最適解を探して
こんにちは!PR担当の古荘です。ウイングアーク1stでは、在宅勤務が本格化してから8か月が経った今月、ついに東京本社のアップデートが完了しました。東京本社は六本木にあり、2フロア延べ約1,500坪に所在していましたが、11月からはその3分の1のスペースに縮小し、社員の個々の椅子やデスクを配置する執務エリアは廃止、その代わりにフリーアドレスの席が用意され、従来からある来客エリアはそのまま使える仕様になりました。弊社社長の「リモートワークを最大限活用する方向に舵を切ることで、リアルとリモートをうまく融合させた働き方の実践を目指していく」という指針のもと、年内のオフィスアップデートが完了したわけです。
本質的なことを意識してみる
では、「リアルとリモートワークをうまく融合せよ」と言われたら、みなさんどうしますか?業務上、リアルでないと困ることは?リアルで行うことで、リモートワーク以上に価値を生み出せることってなんでしょうか。逆に、リモートワークはどういう業務であればリアル以上に生産性が上がるのでしょうか。1年前にこの問いをかけられても、黙ってしまう人が多かったのではないかと思いますが、2020年の今だからこそ、気づきがあるかもしれませんね。
弊社の人事・組織文化担当執行役員である吉田は、このように話していました。「オンラインコミュニケーションでは得られないコミュニケーションとは何なのか、例えば日々の進捗確認だけではなく、より本質的な議論が必要となった際に、対面でのコミュニケーションが生きてくるかもしれません」
「本質的な」ことって、なんでしょう。私の場合、これまで本質的なこととそうでないことを特に意識してこなかったので、不意を突かれる思いでした。逆に意識するようになると、「これは黙々と作業してこなそう、このくらいの疑問だったらチャットで聞けばすむ。そしてここまでいったらみんなに意見をきいてみよう、別の角度から企画してみよう」など、自分の中でどこまでが「黙々と」できること=リモートワークのほうが集中できてよいことで、どこからいわゆる「クリエイティブ」なエッセンスを盛り込んだ仕事にするかを考えるようになりました。そのクリエイティブなエッセンスって、一人で考えるのもよいのですが、いろんな視点があったほうがより立体的に形作られていく気がして、そういう時は、パソコンの中の顔ではなく、実際の空気を含んだリアルな環境で話したほうが、パン作りにおける発酵のプロセスと同じで、ふっくらしていくイメージです。(個人的見解です)
そして願わくば、黙々と作業する時間を、いつかロボットがやってくれたらいいのに、とも思います。笑
こんなふうに、それぞれがリアルとリモートワークのユニークな融合を試みることで、いずれ最適解が編み出されるのではないかと期待しています。
クリエイティブなことを生み出せる「場」としてのオフィス
「わざわざ出社したい」と思って出社すると、毎日出社していたころに比べて、より自主的な出社になることから、会社という場がより価値ある場に感じられることもあるかもしれません。みなさんはどうですか。
弊社では、現在2%以下の出社率なので、大半の社員がこの状態にいるのではと想像します。そして冒頭にお伝えしたオフィスのアップデートというのが、この「より価値ある場」のアップデートです。社員の固定席は撤去され、フリーアドレス制のスペースが導入されたのです。
まずは、元セミナールームだった場所から。
こんな感じに、机やいすがスクール形式ではなく、なんとなく自由な(笑)配置になっていたり、寝心地のよさそうなソファがあったりします。
そしてより集中して仕事ができるようなこんなスペースも。
こちら↓はもともとコラボレーションスペースとしてイベントを開催したり来客エリアだった場所なのですが、11月からは上記の部屋同様、空いているときには社員のフリーアドレスで使用できるスペースとなりました。
このスペース、実は、弊社のコアバリュー”Build the Trust”の柱を中心に、パワープラントのように熱量を生み出す場所になるように、という想いがこめられているそうです
毎日出社したときや自宅でのリモートワーク時は各々固定席で仕事をしていたと思いますが、「ここを自由に使っていいよ!」と言われると、ちょっと開放的な、何かを生み出せそうな空気が流れるのでは・・・その空気、見えたらぜひシェアしてください!
このアップデートされたオフィスの活用と、日々のリモートワークの融合で、どんな未来が生み出されるのか、その断片をまたnoteでご紹介できればと思います!