データのお祭「updataNOW 20」国内最大級のB2Bオンラインイベントは全65セッション。担当者に聞く見どころは?
ウイングアーク1stが年に1回開催しているイベント「WingArc Forum」。今年はオンラインイベント「updataNOW 20」として生まれ変わり、10月12日から16日に5日間の日程で開催されます。
オンライン開催のupdataNOW 20で、参加者はどのような体験ができ、なにを得られるのでしょうか。絶賛準備中の運営チームから、イベントの統括責任者であり、企画・運営を主に担当するマーケティング本部 TOFD(Top of Funnel Development)部・部長の松久育紀さん(写真・右)と、おもにプロジェクトの進行管理を担当しているBrand Marketing部の宮森牧子さん(写真・左)に、updataNOW 20の見どころや裏側を伺いました。
オンラインイベントとしては後発 だからこそできることがある
updataNOW 20は「いま、データとヒトで社会をアップデートする」―そんなメッセージが込められています。昨年のイベント「WAF2019」ではメインコピーだった「UPDATA!」が今年はイベント名に成長。また「20」という西暦年を表す数字には「オンライン開催だけど今年ならではのライブ感のあるイベント」にしたいという思いを込めたそうです。「NOW」は新しい空気を感じられる言葉として選ばれたもの。「いま」という本来の意味だけでなく、その時々における「瞬間」であり、「最新」という意味を持たせるのにはぴったりだといえるでしょう。
メインビジュアルはウイングアーク1stのコーポレートカラーである赤とカラフルな色を組み合わせたスフィア(球体)のデザイン。
「ダイバーシティの考え方が基本にあります。このイベントのメインテーマである『Data for the People (人が幸せになるためにデータがある)』の『People』をどのように表現するかを考え、『人はみんな違う』という表現をスフィアに込めました。ポップな色でまとめることで、よりポジティブなイメージになったと思っています」(松久さん)
updataNOW 20は昨年11月から企画を始めましたが、コロナ禍で開催形態をオフラインからオンラインへと変えざるを得なくなりました。さまざまな企業が大きなオンラインイベントを開催することが日常となった今、updataNOW 20は、すでに後発イベントだといえるかもしれません。しかし松久さんは「他社のオンラインイベントを見て研究したからこそ、アップグレードされたイベントをつくることができる強みがあると考えています」と力強く語ります。
また、updataNOW 20の特徴のひとつに、トラック/セッション数の多さがあります。updataNOW 20では1日に最大4トラック、5日間で合計65を超えるセッションが行われ、登壇者も合計で80名以上になる予定。これほどの数をまとめたオンラインイベントはめずらしいものです。
オフラインからオンラインへ ウェビナーとはひと味違うイベント構築を
昨年は東京、名古屋、大阪の3拠点で開催され、地場の産業などを意識し、各開催地に合わせた特色を出すようにしていました。一方で、東京にも参加したいけれど、難しいというパートナー企業や参加者も多数いらっしゃったそうです。
しかし、オンラインであれば、場所の制約がありません。日本全国どこからでもまた、海外からも参加可能。これは参加者やパートナー企業にとってもウイングアーク1stにとってもチャンスになるでしょう。オンライン開催ならではの利点です。
一方で、オンラインイベントはオフラインイベントに比べて「場の空気感」を作り出すことが難しいため、参加者に視聴してもらうだけでなく「体験」を提供するためのイベント設計が容易ではありません。ここでは6月から社内に設置を進めている「配信スタジオ」が力を発揮しそうです。自社スタジオならではの融通の利く環境を最大限利用して、装飾や演出を作り込み、臨場感あふれる映像を送り出すことができます。さまざまな角度から登壇者の表情を見ることができるスタジオからの映像に、期待が高まります。
1万名限定の「updata Kit」に参加者への思いを託して
進行担当の宮森さんは「どんなに大変でも、イベントの仕上がりはいつも楽しみ」だといいます。
宮森さんがメインで担当しているものに、参加者(先着1万名)へ事前送付する(*1)「updata Kit」があります。その場にいるような空気感や楽しさを味わってほしいと、参加者の立場になって選んだものを詰めました。updata Kitの内容は届いてのお楽しみとのことですが「到着して手に取った瞬間からイベントの当日まで、キットの中身を見ながら、楽しみに過ごしてもらえるものにしました」と宮森さん。オンラインだからこそ「イベントに参加した」ということが形として残るものを渡したい。運営チームから参加者へのギフトだといえるでしょう。
*1. 9/17までのお申し込みの方のみ、会期前のお届けとなる予定
↑写真は、イベント期間中は「こんな感じで視聴していただきたいです!」というイメージだそうですw (右下はupdata Kitのボックスのイメージ)
ほかにも、updataNOW 20というイベントの世界観を伝えるための工夫として、これまでより一層イベントサイトのデザインやコンテンツを充実させたといいます。その結果、眺めているだけでupdataNOW 20の世界に吸い込まれそうな力を持つサイトが完成しました。まだご覧になっていない方は、ぜひ一度のぞいてみてください。しかもサイトはこれで完成ではなく、イベント当日までまだまだ進化するとのことです。
●updataNOW 20 オフィシャルサイトはこちらから
updataNOW 20はデータに興味が少しでもあればどんな人も楽しめる
updataNOW 20は「データ」の活用に関するイベントですが、データ分析を専門的に行っている人だけではなく、一見データとかかわりがないように見える人にも興味を持ってもらえるようなコンテンツが満載です。「現代では、人の生活には常に裏側にデータが存在し、それがさまざまなテクノロジーによってつながり社会を作り上げている」との考えからだと松久さんは言います。
「ウイングアーク1stという会社を知らない人でも、広い意味でデータというものに少しでも興味があったり、データを使って何かしたいと考えている人なら誰でも参加したいと思い、何かを持ち帰ってもらえるイベントにしようという目標を持ちました」(松久さん)
セッションの登壇者も、データを活用してビジネスを成長させている企業から、各業界の最前線で活躍する有識者まで、5日間のサブテーマに合わせた多彩なラインナップを揃えています。また、オフラインの際には会場の数の制限などで実現できなかった、よりニッチでテクニカルな要素を含むセッションも用意。さらに、オンラインイベントで1日ずっと視聴されることは稀だということを考慮し、仕事の合間の時間にイベントにアクセスし、どのタイミングから視聴を初めても楽しめるようなスケジュール設計もしていると教えてくれました。
「セッションの演出はもちろん、セッションの合間の時間にもさまざまな仕掛けを準備しています。特に各日の最初のオープニングセッションは他のイベントでは見れないような仕掛けを考えてますので、できれば毎日最初のセッションからのぞいてほしいですね」と松久さん。「すべてをライブで見るのは難しいでしょうから、仕事以外の時間にアーカイブを見てもらったり、テレビのチャンネルを変えるように別のトラックを見てもらったりしてもかまいません。それでも1日1回、少しでもupdataNOW 20に触れていただけたら、新鮮な驚きがあると思います」(松久さん)
いずれはデータ活用という領域で競合の枠を超えて楽しめる「お祭り」のようなものを作りたいと松久さんは考えています。その足がかりとしての、大型オンラインイベントであるupdataNOW 20。これまでにないオンラインのデータ活用イベントを体験できそうです。
以上、開催がひと月後にせまってきたupdataNOW 20ではどんなことが起こるのか、そしてイベントに託した思いを運営チームに聞きました。
updataNOW 20は、この瞬間にデータの世界で何が起ころうとしているのかを目撃し、体験するチャンスに満ちあふれたイベントとして、明るいニュースを提供してくれるでしょう。
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