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週に1度、トップが直接発信するMorning Sessionを続けてみた

ついに師走、あっという間の1年ですね。ウイングアーク1stは先日、テレワークの導入・活用を進めている企業として、総務省が公表する「テレワーク先駆者百選」に選ばれました!選定の要素は、主に下記の3つ。

・オープンな会で経営者の考えを直接届ける機会を増やす
・在宅勤務が難しいと考えられていた経理や法務部門などのシステムの完全電子化
・社内のコミュニケーションにおいても感謝を伝える仕組みの強化

弊社では2020年2月末から全社フルリモートワーク(以下、リモートワーク)を実施しているので、もうすぐ2年になります。2年を目前として選定された今回のニュースを機に、まだまだ模索中ではあるのですが、いくつか継続して取り組んでいるプロジェクトをシェアさせていただくことにしました。まずはリモートワーク処世術Vol.1 ということで、経営トップの考えを週に1度全メンバーに直接オンラインで届ける「Morning Session」についてご紹介したいと思います!

年1から週1になったトップメッセージ発信の場


実は弊社、リモートワーク以前は、全社のメンバーが揃ってトップの話を聞く機会は年に1回だったのです。もちろん、出社しているとエレベーターや廊下で会話することはあったのですが、全社のメンバーが揃ってトップの話を聞く機会という点では社員総会くらいでした。リモートワークでも、社内のエンゲージメント向上や情報流通を滞らせないようにと、週に1度、社長をはじめとした経営トップのメンバーが登場する配信「Morning Session」をスタート。朝イチで9時から30分、朝礼のような感覚で参加している方もいれば、モーニングラジオ感覚に聞いている方も。2020年5月からZoomを使用したこのオンラインでの配信が定着し、 全国にメンバーがいるのですが、拠点間の格差もなくリアルタイムでトップの声が聞けるようになりました。

▼純喫茶風のコスプレ&バーチャル背景で場を盛り上げる役員も!これは年始の特別バージョンでしたので、映画や舞台でいうところの「役者勢ぞろい!!」のような豪華さがありました

Sessionでは、Zoomウェビナーの投票機能を使って「社員が今どう思っているか」をリアルタイムで聞けることでよりリアルな組織像が見えてきます。見ているメンバーも、一瞬でデータによって全社の温度感がわかるので、この機能はとても便利だと思います。

▼出向メンバーが登場した回ではこんな質問も

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▼自分や周りのメンバーの心身の健康について聞いた「元気ですか?」アンケートの場合

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この取り組みは過去62回 (2021年11月末現在)にわたって開催しており、ざっと振り返るだけでも、その軌跡は地道ながら、メンバーとトップ間の信頼の綱をどんどん太く、たくましいものにしていったのではないかと思えるほど。

MSアーカイブ

メンバーからはこんな声も…

出向先の方の顔が見られてよかったです!在宅なので、周りがどんな事をされているのかわからなくなったので、こういった時間で、皆さんを知る機会にもなり、良いと思います。

普段、直接のかかわりがないプロジェクトや、経営層の方々のお話を聞ける機会で、いつも楽しみながら視聴しています。本音トークに近いお話も聞けるのが良いなと思います。これからもぜひ続けていただきたいです。

他部門の取り組みなどが日々共有される場であることを期待しています。日々の業務の中で関りを持つ部門はどうしても限定されがちで、どの部門が何をやっているかが見えるところ、見えないところが個人の職域ごとに異なっていると思うのですが、経営ビジョンの共有とともに、そこから一段下がったところで、リアルな会社の全体像を社員全体が共有する場になることを期待しています。

データで見る、会社の「今」

 
弊社では、「いま会社はどんな状態なんだろう?」とヘルスチェックをする上で、重要な指標の1つとしているのが「エンゲージメント」。エンゲージメントが高いと、離職率が低下したり生産性が向上したりするそうで、2019年からアトラエ社の「Wevox」を活用し、10項目のスコアについてトラッキングしています。その結果、導入した2018年3月から3年半で、2020年3月以降はフルリモートワーク体制へと移行したにもかかわらず、総合スコアは67ポイントから76ポイントにまで改善しました。

エンゲージメント

スコアを見ると「Bランク」なので、まだまだ伸びしろはありそう。
さぁ、このグラフは上昇するのか、下がってしまうのか?2022年のウイングアーク1stがどんなふうに変化していくのか?!楽しみですね!

(PR古荘)

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