見出し画像

Go Beyond!AIに負けない人材へ~自分たちをどうプロデュースしていくか?DEサービス統括部の金曜午後に潜入~

「DE(Data Empowerment)サービス統括部でおもしろい研修を実施する」という噂を聞きつけ、二ノ丸友幸先生をお迎えした金曜午後の研修に、潜入してきました。二ノ丸先生とは、講師+プロコーチ+プロコーチのコーチ、として数多くの活動をされている方。
なぜ二ノ丸先生をお呼びしたのか、二ノ丸先生を通じてDEサービス統括部に伝えたいことは、何なのか?これは全ウイングアーク1stのメンバーにとって、そしてnoteの読者の方にとっても有益なお話と思い、Data Empowerment事業部 DEサービス統括部 統括部長の山本さんと二ノ丸先生のお話を簡単にまとめさせていただきました。ぜひご参考ください!


DEサービス統括部に求められること

――DEサービス統括部に山本さんが求めていることは何でしょうか。

山本:DEサービス統括部は一言でいうと、データ活用という命題に高付加価値のサービスを提案し、お客様とともに仕組みを構築していくお仕事をしています。最近では、お客様自身も課題を正確に捉えきれておらず、正解が分からないという点に提案の難しさや期待値を感じています。そのため、我々はお客様のことを理解し、お客様の課題を発見することが益々求められます。つまり、課題解決だけではなく、主体的に課題を発見することがポイントと考えています。聞くと当たり前に聞こえますが、知っていることと実際にやることとでは、段違いにハードルが高くなります。

山本さんチームの組織づくりの方向性

これまでは自社製品のベストプラクティスを作ること、組織として自分達の強みや独自性をコンセプトとして打ち出すことに取り組んでいましたが、もう少し未来の成長のために、強い「個」が自立的に動く組織が必要と考えるようになりました。5年後、10年後、DEサービス統括部から気鋭のデータアーキテクト・データエンジニアが排出されていくことを目指すとともに、「課題発見型の思考」ができる人財を増やしていきたい。そういう想いから今回の研修を企画しました。
 
――なぜ二ノ丸先生に研修を依頼されたのでしょうか?
山本:私の考えていた高付加価値なものを「提案」できる人財を育成するにあたって、二ノ丸先生の「自考動型人材」という言葉を知り、不確実な時代にもとめられる人物像や価値観のイメージが合っていたこともあり、今回お声がけしました。

発見し続けるために、学び続ける

ウイングアーク1stでの研修の様子

――実際の研修に同席させていただきました!この記事でも伝えたい!という気持ちが山々なのですが、研修の範囲内で、noteの読者の皆さんにも伝えられることがありましたらぜひ、いただけますでしょうか。

二ノ丸先生:課題解決型の思考は、AIでもできる時代がやってきます。課題発見型の思考が大切。
不測の時代において、「今までの常識」は「今では非常識」になりえます。マスク1つとってもそうですよね。
 
今は、個人としても組織としても自分たちで「正解を創る」時代なんです。
 
そのためには、謙虚に新しいことを学び続けることが重要です。
私たちも定期的にアップデートしていかなればなりません。そこで私が提唱しているのが「自考動型人材」です。
自ら考えて、判断して、行動する=状況に応じて主体的に動ける人材にみんなでなりましょう!というものです。
言うは易く行うは難し、ですが、まずは、「求めていること」と「日常のアプローチ」をリンクさせることから少しずつ、自分のプロデュースを進めていくことをお勧めします。そしてその先は、AIに負けない人材へ。

二ノ丸先生

振り返りをする

二ノ丸先生:「求めていること」と「日常のアプローチ」をリンクさせることから始めましょう、と言いましたが、実際にできるでしょうか。
やりっぱなしの人がほとんどかと思います。自分がその日に学んだことを振り返りすると、業務・学習パフォーマンスが23%向上します。というわけで今日からはじめられる第一歩は「振り返り」です。

山本:弊社のコアバリューは「Build the Trust」ですが、実はその上にGo Beyond(期待を超える)という文字があります。私たちのビジネスはどんどんサブスク化していて、決まった費用や期間の中でしか「動けません」となってくるとビジネス自体が成り立たなくなります。そういう意味でも、今日よりも明日、明日よりも明後日、と未来に向かっていくという方針を会社としても持っていますし、お客様に対しても新しい価値を生み出し続けること、つまりお客様の期待を超えていくことが求められていきます。ぜひこの機会を有効に、何か気づきを得ていただければ嬉しいです。

編集後記:
研修の冒頭で、「知っているようで知らない」ことの気づきを思い知らされるワークがありました。「某有名店のロゴを描いてみてください」というもの。おそらくこれまでに何千回、ひょっとしたら何万回と見ているはずの看板をメモ帳に描いてみるーーが、全然違う(笑)「知っている」と思っているものでも、全くアウトプットできない、という現実を突きつけられ、いかにアウトプットが大切か?実感しました。今回の研修の言葉でいうと「振り返り」からですね。まずは「振り返り」の時間を持つ、というところからのスタートです。
「発見」するために学び続ける。「発見」したときの喜びや驚き、期待といった感情とともに生み出されるものこそが、AIでは作り出せない「高付加価値」なものかもしれないと思いました。ありがとうございました!

この記事が参加している募集

オープン社内報

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!