見出し画像

グローバルレターfrom上海オフィス~大金さん、一時帰国?!~

これまで数回にわたって、ウイングアーク1stの海外事業所ではどんな1年だったのか、彼らの感じた壁や新しい風についてインタビューを行っています。タイ、シンガポールに続いて今回は第3回、中国の上海。
中国料理って世界の大きな都市なら、現地にチャイナタウンがあったり中華系コミュニティがあったりするので、どこにいても手軽に食べることができて嬉しいですよね!

ということで今回は、中国事業所(上海)所長の大金直樹氏にお話を伺いました!(取材日は2020年12月1日)
オンラインで国を跨げるとはいえ、やはり住んでいる人にしか感じえないものがあるはず。最後までお読みいただけると嬉しいです。 

ー上海の新型コロナウイルス感染症対策はどうだったのでしょうか?

2019年12月上旬くらいに一報が入っていましたが、実際に上海にも影響が出てきたのは2020年になってから。中国は省単位、直轄市によって政策の違いがあるんですよ。武漢は河北省にあり、2020年1月からロックダウンしていましたが、我々のオフィスがある上海は市全体でのロックダウンは実施されませんでした。
現在も、上海市内で我々の活動に制限がかかるのは、一部ロックダウンしている地区に行けないくらいです。行先によって制限がある感じですね。

ー上海は市中感染がほぼない状況だと伺いましたが、厳戒体制だったのでしょうか?

そうですね、これは上海に限らず中国全土に言えることですが、感染者が出たらその地区の住民全員一帯が検査対象となるくらい総抑え体制です!本当に総力で押さえていますね。
現在は、都市によっても違いますが、上海は半分くらいマスクしていない人がいる印象ですが、公共交通機関に乗るときにマスク着用が必須条件になっているので、着用していないと改札には入れません。

 ーマスク着用の有無をチェックするスタッフがいるのは驚きました!

これは新型コロナウイルス感染症流行前からの取り組みですが、地下鉄には日本の空港でよく見るX線荷物検査スペースがあります。そこにスタッフが必ずいます。

▼上海の地下鉄改札前の様子

iOS の画像 (6)

ーきちんと検査しているんですね!ラッシュ時は混雑しそう・・ところで大金さんは2020年に一時帰国されたと伺ったのですが…

私のビザが特殊なビザで、3か月に1度帰国してビザをリセットする必要があったんです。そのため3月末に一時帰国したのですが、帰国した翌日にビザが無効になってしまい、そこから8月末まで4か月くらい日本で足止めされていました。こんなに長い間日本に滞在したのは、10数年ぶりでした!次は12月11日にビザ更新のため一時帰国します(笑)。連日のニュースを見ていると、まだまだ慎重な行動が求められますね・・

ーなんと!ドラマチックですね!無事にご帰国されることを祈っております。ところで、上海オフィスはまだリモートワークなのでしょうか? 

我々上海オフィスでは2020年1月末くらいから1か月間リモートワークを実施していました。
先に省や直轄地ごとに対策が異なる話をしましたが、日本でいう町レベルの単位「小区」の中にも規定があったり、さらにはビルによっても規定があったりするので、それに従っています。現在は通常運転で出社する生活に戻っています。日本ではリモートワークというワードが飛び交っていて、実際に東京オフィスではフルリモートに移行していますが、こちらでリモートワークを実施している会社は周りにもあまりない印象です。ニューノーマルというより、どちらかと言うと元に戻った感覚ですね。 

ー一度リモートワークを経験すると、出社するよりリモートワークがいい、とはならなかったのでしょうか?

中国は日本と比べるとリモートを継続する風潮はそれほどないと思います。まずリモートと対面での会議では心理的な距離感が違う気がします。若い人達は順応性が高いのかもしれませんが・・・私は昭和の人間なので(笑)、すごい時代になったなあと感じています。

▼上海オフィスの様子(2020年12月)

iOS の画像 (2)

ーこの風景、すでに執務エリアを撤廃した東京オフィスの人間としては、とてつもなく懐かしい思いがこみ上げてきます・・リモートワーク前後でお客様とのコミュニケーションでどのような変化があったのでしょうか?

新型コロナウイルス感染症が流行する前は100%対面でした。むしろZoomは今回の変化で初めて使いましたよ。あとはWeChatという日本のLINEのようなツールを使っています。WeChatはないと生活できないくらい、普及率100%くらいなんじゃないですかね。

ちなみに、イベント等も元に戻っていますよ。2020年11月に上海で開催された中国国際輸入博覧会では、KDDIさんと伊藤忠さんのブースに弊社製品「MotionBoard」を展示いただきました。

▼中国国際輸入博覧会の様子

図1

ー上海は元に戻ったということですが、2020年で大金さんご自身のことで変わったこと、ありますか?

日本に一時帰国した4か月の間に、15キロくらい太りました!今はそこから10キロくらい減量しましたけど。

ー15キロ?!どうやって10キロ減量したのですか??

シックスパッドですね!1、2回でお腹にえくぼができました。(※大金さんご自身のご経験です)あとは、テレビを見ているときにはダンベルを持つというルールを自分に課しています。

ーえくぼ…?!(笑)シックスパッドは高そうですが、テレビを見ているときにトレーニングするというルールは誰でも意思さえあれば続けられそうですね!(笑)今日はありがとうございました!

この記事が参加している募集

オープン社内報

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!