PeopleがSuccessする場づくりを目指して ~People Success部 部長の話~
新入社員の皆さんもジョインされてもうすぐ1か月、かとおもえばGWがすぐそこに…!ウイングアーク1stでは、連休に隣接する平日を積極的に有給休暇取得することが推進されており、人によっては、なんと10連休が控えています。10連休…遠出もしづらいこのご時世、いったい何をするのか、確か去年も同じような悩みを持っていたけれど、今年はステイホームも2年生、去年よりはちょっと気持ちも楽?みなさんはGW、なにをしますか?
さて、今回のnoteでは、PR担当の古荘が、弊社を成す「人」に関わる部署「People Success部(PS部)」について部長の星野さんにインタビューしました!People Successって何?!というところから今回はスタート。これから複数回にわたり、PS部をレポートしていきます。
People Success部の起源
ーPS部って、なぜPeople Successっていうのでしょうか。
星野さん:PS部って、もともとは人事部という名称を持っていたのですが、PS部を管轄する執行役員の吉田さんが弊社にジョインされたあたりから、大きな風が吹いて、名実ともにPS部になった、というのがシンプルなこの名称の歴史です。吉田さんは外資系企業での経験が長く、漢字表記の部署名をもっと柔らかいイメージのものにしたかったのだと思います。
これは漢字表記か英語表記か、という問題もあるのかもしれませんけど、「人事」って固いイメージがあるよね、と当時のチームではよくディスカッションしていました。そもそも人の事ってなに?とか、そういったことを真剣に話していましたね。なんだと思いますか?(笑)
「人事部」って英語で適切なものがないんです。「HR領域」という言葉があるように、Human ResourceやCapitalなどの候補もあるにはありますけど、”Human”って「人間」を意味しますし、あと”Employee”は「従業員」になる。ウイングアーク1stでは、意識的に「従業員」というワードを避けて使っているため、他にいいワードがないか探していました。あとは、やわらかい感じで人を指す英語のワードは、”People” がありますよね。外資系企業だと”People”が頭につく部署があるところも多いです。というわけで「人事部」の「人」の部分は、”People”になりました。
次になぜ”Success”になったか、の話をしますと、”Success”は、社員や弊社に関わる方々全員が「1人1人が望む結果、方向性、成功体験」を得られることをフォローする存在でありたい、という願いからそうなりました。そのような関わり方を部として社員にしてあげるような部門になる、これからの時代はそうでありたいな、と。
PS部の目指すもの
星野さん:結局、PS部の仕事を一言で表すと「ウイングアーク1stで働く人(People)の多様な貢献意欲をサポートし、1on1やキャリアの選択肢や経験を広げるCareer Development制度などを通じて、 それぞれに合った形で、成長や成功(Success)ができる機会や環境を提供する仕事」です。多様性を重んじて、1人1人の成長と成功をみんなで分かち合う、そんな組織にしましょう!というビジョンがあります。
ですので目指している姿というのは、今お伝えした機会や環境が実現できている姿、ということになりますね。どうでしょうか、皆さんはそういったことを感じていただけているでしょうか。
ー「それぞれに合った形で」というのがまさに多様性の尊重を表していると思います。「人事部」の言葉のイメージより、「People Success部」が醸し出すイメージのほうが、より広域で、より人に沿ったフォローを感じる気がしましたが、今のお話を伺うと、まさにイメージ戦略だったのですね!最後に、星野さんご自身のお仕事起源も教えていただけますでしょうか。
星野さんのお仕事起源
大学を卒業した時、最初に入った会社は、形あるものを残せる仕事がいい、と思い素材メーカーでした。ものづくりですね。私がスポーツをしていたこともあり、スポーツシーンで利用されるような高機能な素材とかみんなが使えるような素材、形あるものを創りたいという想いがありました。ところが入社して間もなく、最初から、なんと人事部に配属されたのです。最初から人事部ですよ、ものづくりの会社に入って・・・
▼「確か役員の吉田さんもメーカーに新卒入社後、最初に人事部に配属された!と言っていましたよね!」と取材に同席していたマーケティング本部の宮森さんが一言。
そして、メーカーなので工場があるんですね。工場に行くと、様々な学歴、キャリア、背景を持つ、それこそ多様な方がその時点でたくさんいたわけです。あぁ、こうやっていろんな人たちがいて、何万人規模の会社をみんなで支えているんだな、という実感を持ちました。これが「多様性」というキーワードとの最初の出会い、実体験だったように思います。
ちなみにこの後転職しまして、2社目では社員の半数以上が女性という会社にいました。在職中、ずっと上司が女性しかいない環境でしたが、違和感はありませんでした。そこで多様な部署を見ていく中で、それぞれの人たちがそれぞれのことをがんばっている、と、言ってしまえば当たり前のことに気付いていきました。そしてそこに共通するのは「多様性」。1人1人違って、良いところも悪いところも持っている。それでもみんな、何かしらで貢献できる形というものが必ずあるんですね。こうやって思い出してみると、「多様性」というワードはもともと自分の中の価値観としてあり、ぶれないものです。いろんな人たちがいていろんな考えがあるからこそ、新しいことが生まれる。そしてそれは瞬間的なものではなく、持続力のある発展につながる。そう信じています。
星野さんのお仕事と多様性のお話は取材をしていて、ジーンとくるものがありました。思わず、個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定されるという「計画された偶発性理論」を想起しました。星野さんが、最初のメーカーで人事ではなく、ものづくりに近い部署に配属されていたら、どんなキャリアになっていたのだろうか…とも。ウイングアーク1stのPeople Successについて、想いと願いを感じていただけていれば嬉しいです。
つづく
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