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40万歩以上歩いて2950本の木を植えたウォーキング・クエストの話

ウイングアーク1st恒例のウォーキング大会が今秋も開催されました!「ウォーキング大会」といっても全社が一堂に会して行うのではなく、期間中に各個人がそれぞれの好きな場所、好きなペースで歩いて歩数を集計するというイマドキな大会。ウォーキングによる健康増進はもちろん、入社同期ごとの対抗戦で戦うというゲーム的な側面と、歩いた歩数によって地球の緑化に貢献できるという社会貢献の側面もあるというユニークなイベントです。なんでも今回は「クエスト」要素が満載だったとか!?大会を企画、運営したWellness委員会のメンバーの中から、長年ウォーキング大会を率いてきたWellness推進室の鳥越さん、今年から委員会に参加したWellnessリーダーの鹿野さん(カスタマーサービス統括部ソフトウェアプロセス&品質改善部)、石垣さん(Data Empowerment事業部DE開発統括部)にお話を聞いてみました。


歩くことでモンスターを倒し、植樹するクエストを企画!


―今回のウォーキング大会の概要を教えてください。

鹿野:「みんなで歩いて、健全な森を取り戻そう!」というテーマで、期間中にメンバー各自、歩いた歩数分だけ植樹されるという仕組みのウォーキング大会を実施しました。入社年度の同期がチームになって合計歩数を競う枠組みです。
 
―工夫した点について教えてください。

鳥越:単に「健康のために歩きましょう」というよりも、歩くことが社会貢献につながる方が参加者数が増えることが前回の取り組みでもわかったため、今回は、森林循環活動の支援に使用される「緑の募金」への寄贈をひとつのゴールとしました。実際は募金をするのですが、歩くことと社会貢献をわかりやすく結び付けられるよう「グループで450,000歩達成すると50本植樹できる」と表現し、本数分に換算した金額を寄贈することにしました。

石垣:達成具合を可視化し、より楽しめるようゲーム要素を取り入れました。私は今年から上司のすすめもありWellnessリーダーとして活動しはじめたのですが、実はそれまではウォーキング大会に参加したことがなくて……。そんな自分でも興味が湧くようなものにしたいなと考え、RPGのゲーム風に仕上げることにしました。「ステージごとにモンスターが現れる→目標を達成するとモンスターを倒すことができて、植樹できる」というクエスト感を盛り込み、同期で組むチームも「ギルド」と呼ぶことにしました。
 
―ゲーム画面をつくったということですか!?
石垣:弊社が提供するBIダッシュボード「MotionBoard」を用いてゲーム風の画面を作成しました。普段の業務では別製品のアプリ開発エンジニアをしているため「MotionBoard」の担当者からレクチャーを受けて、作成していきました。自分の所属する部署の人たちに「こんなことに取り組んでいる」と言ったところ、イラスト作成が得意な棚橋さん(カスタマーサービス統括部 ソフトウェアプロセス&品質改善部)が手を挙げてくれて、個性的なモンスターを描き上げてくれました。

イベント2週目のダッシュボード画面

鳥越:これがすごいクオリティで!棚橋さんが、大人が見直したい生活習慣にちなんで「きつえんスネーク」、「いんしゅドラゴン」、「ぼうしょくオクトパス」といった具合にモンスターのキャラ設定もしてくれて、ゲーム要素をぐっと盛り上げてくれたと思います。
 
鹿野:ゲーム画面自体もレトロなゲーム風に仕上げて、歩数やモンスター討伐の状況、植樹の本数などを楽しみながら確認できるようにしました。

きつえんスネーク


いんしゅドラゴン
ぼうしょくオクトパス

森林問題を学ぶ機会も企画


―今回の社会貢献の対象を「緑の募金」にしたのはなぜですか。
鳥越:弊社もCO2 削減に取り組んでいることから、健全な森林循環活動を支援することは親和性が高いと考えたからです。
 
―「緑の募金について、聞いてみよう!の会」も開催されていますね。

鹿野:森林に関する支援と聞くと「植樹」をイメージしがちですが、適切に間伐することで森を守ったり、間伐材を無駄なく循環させることが林業にとって大切だということを「緑の募金」の活動内容で知りました。あまり知られていない森林を取り巻く社会問題について社内の人たちにも学んでいただくよい機会になると考え団体の方にレクチャーいただくこの会を企画しましたが、社内で40名ほどの参加があり、時間が足りないほど盛り上がりました。
 
鳥越:ウォーキング大会の初期に開催したため、参加者はウォーキングへのモチベーションがさらに高まったのではないかと思います。

2950本の植樹と、コミュニケーションの活性化と、健康意識の高まりと


―大会の成果はいかがでしたか。
石垣:全社 3000 本の植樹分の歩数を目指していたのですが、結果は2950本と一歩及ばず。でも、全員で40万歩以上も歩いたのだから、胸を張れる数字だと思います。
 
鳥越:ギルド内のコミュニケーションが盛んに行われていたところもあり、同期の絆を深める一助になれたのではないでしょうか。


2022年入社のギルド

また、フォトギャラリーにウォーキングにまつわる素敵な写真も多数投稿されて盛り上がりました。

ウォーキング中に出会った風景をシェアする「ウォーキングフォトギャラリー」より選りすぐりの3枚

鹿野:参加メンバーからは「自分が日々どれだけ歩いているのか意識していなかったが、歩数をカウントする習慣がつき、目標をもって取り組むようになった」「早朝に散歩する習慣が根付いた」「ウォーキング大会の開催にかかわらず、健康維持のためにウォーキングすることが定着化しており、健康を日頃から意識するようになった」といった感想もいただきました。
 
個人的にも成果がありました。ウォーキング大会で実際に歩いたり、その後もウォーキングを続けたりして、体重も日に日に改善しているのです。私がWellness委員会に参加したのは、フルリモートワークで運動不足になりどうにかしたいという動機があったので、自分の健康意識の向上も含め、成果に喜びを感じています。社内の皆さんにとっても健康増進のきっかけになっていたらいいなと思います。

次回はもっとパワーアップ!?楽しむことが鍵


―今回の反省点、感想、今後やってみたいことを聞かせてください。
石垣:歩数ごとにアイテムをもらえたり、雨の日は歩数のカウント率がアップしたりというアイデアがあったのですが今回は実装しきれなかったので、次回はもっとクエスト要素、ゲーム要素をパワーアップさせたいなと思います。また、大会の終盤になると“飽き”がくるということにも気づけたので、継続率を高める工夫も考えていきたいですね。
 
鹿野:Wellness委員会のタスクは、私の本業である品質保証の仕事をしながら合間をみて参加したため、なかなか十分に時間がとれないことがジレンマでした。その中でも「聞いてみよう!の会」の司会をしたりと、新しい経験ができたことはよかったなと思います。今後も、社内のメンバーが楽しんでもらえるものを企画、運営することはもちろん、自分たち自身が楽しみながら取り組んでいけたらいいなと思います。
 
鳥越:今回、お二人を含むWellnessメンバーや協力してくれた社内のメンバーの力によって、想像を超えたよい企画が届けられたと思っています。すでに次回への構想も膨らんでいるようですし、今後もWellnessリーダーと協力しながら、全社で楽しんで取り組んでもらえるような企画を届けられるようがんばります!

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